結婚して10数年。第1子が生まれて12年。
いきなりふってわいたマイホーム計画でした。
おりしもコロナ禍で先行き不安だらけ。
大丈夫なのか!?
不安材料にウッドショックによる建築価格の高騰がありました。
- ウッドショックとは?
「ウッドショック」とは輸入木材価格が高騰することです。
1970年代に発生した「オイルショック」になぞらえ「ウッドショック」と呼ばれています。原因は言わずもがなコロナ禍の影響です。
アメリカで新築住宅やリフォームの需要が高まり、建築用木材の供給が需要に追いつかないことに起因し、世界的にも木材の価格が上昇しました。
このことにより、国内でも2021年に入ってからは、住宅建築などに使用される丸太や製材の輸入価格が上昇しており、この動きに引っ張られ、国内の丸太や製材価格も上昇しています。
木材の輸入量が不足することも見込まれており、日本は住宅の建築等に使われる木材の7割弱を輸入木材に頼っているので、木材関連の価格の高騰によって、現状の想定価格では住宅建設できなくなる可能性が出てきています。
私たちが住宅展示場を最初に訪れたのは2021年3月頃。
ウッドショックが騒がれ始めたのもこの頃。
ですが、私たちはまだのほほんとしていました。
しかしそれから数ヶ月後、いよいよハウスメーカーを決定しなければならないリミット(事情は別記事で)が近づいてくるにつれ、不安になるウッドショックの影響。
今でさえギリギリの資金計画なのに!!
もし着工時にいきなり価格変更(高い方に)を言われたらどうしよう!!!
そこで数社に絞り込んだメーカー、ひとつひとつに確認した回答は以下のとおりでした。
<大手ハウスメーカーの対応> あくまで私たちが検討したメーカーのみです。
- 住友林業
契約後、1年間はその契約内容での着工を確約している。
契約後、1年過ぎてからの着工になると再見積となる。 - 大和ハウス
建材を十分に確保しているため影響なし。 - セキスイハイム
構造材は主に鉄骨であり、ほぼ影響なし。 - タマハウス
国産木材を確保しているので現時点では影響なし。
<中堅?ハウスメーカーの対応>
- 積水ハウスノイエ
2,3ヶ月先の着工であれば変更なし。半年以上の先の着工であれば状況によっては再見積となる。
大手ハウスメーカは、さすがにたくさんの建材を確保している様で、しばらくは価格の現状維持をしてもらえそうです。
しかし、木材に引っ張られて鋼材も価格高騰してるらしいので、早いとこ契約にこぎづけないと、いずれにしてもすぐに建築価格が上がりそうな気配です。
たとえ今年中にウッドショックの影響がやわらいだとしても、一度引き上げた建築価格を下げることはなかなかしないだろう…ということも残念ながら想定しないといけないかもしれません。
マイホーム計画を検討されている方は、慎重かつ早めにメーカーを決めるか、ウッドショックの影響がやわらぐのを待つか、よく考える必要がありそうです。